PizzaFactory for Document Developerを使って,DITA-OTのサンプルをビルドしてみる.

PizzaFactory for Document Developerのpre alpha 版がリリースされてから結構経っていますがDITA-OTにあるantのsampleを使ってDITAファイルをxhtmlへビルドする方法を纏めてみます.

1.Eclipseをダウンロードする
PizzaFactory for Document DeveloperはプラグインだけですのでEcipseプラットフォームをダウンロードします.
ここではeclipse-platform-3.6.1-macosx-cocoa.tar.gzをダウンロードしました.

2.PizzaFactory for Document Developerのインストール
2-1.メニューから[Install New Software]を選択します.

2-2.[Add...]ボタンを押して,アップデートサイトを追加します

2-3.アップデートサイトのリポジトリを登録します

2-4.インストールするフィーチャーを選択します
リストの全てにチェックします.

2-5.インストールするプラグインのライセンスが表示されます
BentenのライセンスはEPLだからいいのかな?

2-6.インストールが終わったらEclipseをリスタートさせます
[Restart Now]ボタンを押します.

3.DITA-OTをワークスペースにコピーします
DITA-OTはEclipseのルートフォルダに格納されています.
今回はDITA-OTのsampleを使うのでDITA-OTをワークスペースにコピーして使う事にします.
3-1.ワークスペースを作成します
メニューから[File]>[New]>[Project...]を選択し,New ProjectでDITA>DITA Projectを選択して[Next]ボタンを押します.

ワークスペースの名前を作成して[Finish]ボタンを押します.

3−2.DITA-OTをインポートでコピーします
ワークスペースを作成したらメニューから[File]-[Import...]でDITA-OTをインポートします

4.antファイルを作成する
ワークスペースのsamples/ant_sample/sample_xhtml.xmlをコピーしてsamples/ant_sample/build.xmlにします.

5.antファイルを使ってビルドします
5-1.build.xmlを選択し,ポップアップメニューから[Run As]-[Ant Build ...]を選択します.

5-2.Classpathタブの変更をします.
Ant HomeをDITA-OT/tools/antに変更します.
また[Add JARs...]ボタンを押して,DITA-OT/lib以下のJARファイルを追加します.

5-3.[Run]ボタンを押して,ビルドを開始します.

6.ant_sample/out/samples/xhtmlフォルダ以下にビルドして作成されたhtmlファイルが出力されます.
[%7C]