玄箱PROでAsteriskを動かしてみる

ネタ的には3年前くらいのものだけれども,インストールの方法とか微妙に変わってきているのでメモ.

何はともわれ,玄箱PROのDebian

実はこれが一番ハマッてしまった.エレキジャックさんのDebian GNU/Linux 5.0 Lenny の新規インストールをそのまま踏襲して始めたのだが,なんとインストールが途中で止まってしまう.原因はnsswitch.confあたりに問題があるようで,こちらのサイトを見ながら手動でインストールを行いました.

パーティションの設定には「Guided - use entire disk and set up LVM」を選んで、パーティション構成は「Separate /home, /usr,...」を選んでみました.
エレキジャックさんのようにインストールスクリプトを用意したほうが環境構築の再現にはいいかも.

玄箱Pro Debian+Asterisk

ずばりのサイトがあったので,そのまま作業を開始.
サイトの下にバイナリも配布しているようでしたが,今回はソースからビルドしてみました.

Asteriskはの./configureを実行するときにlibxml2がないと言ってきました.環境のパッケージには入っているのですが,パスが届かないようなのと,使用しないので--disable-xmldocをつけてconfigureをかけました.

ダウンロード
# wget http://downloads.asterisk.org/pub/telephony/asterisk/releases/asterisk-1.6.2.7.tar.gz

解凍
# tar zxvf asterisk-1.6.2.7.tar.gz
# cd asterisk-1.6.2.7

コンパイル
# ./configure --disable-xmldoc
# make
# make install
# make samples
# make config

他のツールとしてはdahdi-linux-2.3.0.1とdahdi-tools-2.3.0を入れました

現在make中.玄箱PROセルフ環境のためかmakeに時間かかっています.
#makeに1時間半ほどかかりました.日本語パッチはあてずにまずは進めます.