Mac的DITA-OTのサンプルのビルド

id:monamour555かなり苦戦していたが,コマンドラインではなくてantを使うと修正なしでビルドできたので報告.*1

インストールガイドを読んでみる

今までを振り返ってインストールガイドを読んでいなかったので,改めて読んでみた.
場所はdoc/installguid/installing-ditaot.pdfにある.
以下,コンテンツのDITA Open Toolkit for Linuxに従ってみる.

DITA-OTの展開先

まずはDITA-OTをダウンロードして展開する.これを読む前に/optに展開したのだけどもrootパーミッションになるために面倒な問題を抱え込まないために,/Users/mitsu以下に展開することにした.

インストール,環境変数

インストールガイドにはFOPやantなどをインストールしろと書いてある.というのもこのドキュメントがDITA-OT1.2をベースに書いてあるからだろう.今回ダウンロードしているfull esay installでは必要なツールはtoolディレクトリにあるので気にしない.
また環境変数はstartcmd.shである程度書いてある.
まずはstartcmd.shに実行パーミッションを付与して,環境変数DITA_HOMEを設定する.

$ chmod 744 startcmd.sh
$ export DITA_HOME="/Users/mitsu/monami/DITA-OT1.4.2.1"

確認とデモのビルド

あとはstartcmd.shで入ってからantの動作確認とデモのビルドができる.

mitsu$ ./startcmd.sh
sh-3.2$ ant all
Buildfile: build.xml

all:
     [echo] The "ant all" demonstration build has moved.
     [echo]       Please try the following command instead:
     [echo]       ant all -f build_demo.xml

BUILD SUCCESSFUL
Total time: 1 second
sh-3.2$ 
sh-3.2$ ant all -f build_demo.xml

これでoutディレクトリにビルドの結果が出力される.

*1:日本語の問題は別なのでこれは後回し