Tapドライバを使用した起動コマンド

もう1年くらい前になってしまい,やり方を忘れてしまったのでメモ.

以下のようなバッチファイルを作る.

qemu-0.9.1-windows\qemu.exe -L Qemu\pc-bios -cdrom grub.iso -boot d -hda fat:tinet -net nic,model=rtl8139 -net tap,ifname=my-tap -serial COM1

バッチファイルのあるディレクトリに,GrubのCD-ROMブートイメージを作る.
tinetディレクトリにはQEMUで実行したいelfファイル.

実行するとGrubが起動するので,UIモードで実行させるのでもよいし.コマンドラインモードで実行するのであれば.

> root (hd0,0)
> kernel /nserv.out
> boot

でTINETのアプリケーション(nserv)が起動する.

シリアルはデフォルトだとQEMU上の画面にリダイレクトされるがスクロールできないので,「-serial COM1」オプションでCOM1へリダイレクトするように設定してみた.ただし,ターミナルソフトでCOM1を開くことはできないから別のCOM(例えばCOM2)とCOM1をつなげばOK.